FEATURE

社長が語る、会社の魅力

 

社長が語る、会社の魅力1

 

プライマリードクターとの出会いをきっかけに
「地域密着型薬局」をとことん追求

私は医薬品卸の会社でMR(医薬情報提供者)を約3年、薬剤師資格を基に薬剤師を約3年、さらに大手医薬品卸の子会社で薬局の代理社長を10 年ほど経験しました。その間、薬剤師は処方箋を基に薬を手渡すだけの役割でいいのかという疑問が生じました。薬剤師の本来の姿とは、どうあるべきか。理想の薬局を追求してこそ価値がある。その思いで、2008年に独立。敷居の高い「くすり屋の先生」ではなく、親しみが湧く「くすり屋のおじちゃん」を目指す意識で、愛媛県新居浜市にむらやま薬局を開設し、13年目を迎えています。

大きなきっかけとなったのは、一人の外科・内科・小児科を有するクリニックを運営するプライマリードクターとの出会いです。地域に開かれ、地域の人のためにどんな相談も受けられる医療機関をつくろうという思いが一致。以来、近隣のクリニックや総合病院に通院する患者様への幅広い薬の調剤・投薬はもちろん、お年寄りから子供まで薬以外のことにも相談に乗る姿勢に努めました。次第に「あの人に相談したら、いい話が聞ける」と家族間の口コミも広がり、一家で当薬局へ訪れる患者様もいらっしゃいますし、遠方から電話で相談を持ち掛けられることもあります。こうして着実に地域に根を下ろし、また地域ネットワークを広く持つ薬局へと成長してこれました。

 

社長が語る、会社の魅力2

 

地域と歩む薬局として子どもの「困った」にも対応。
学校薬剤師や健康の講演会企画も率先して実施

むらやま薬局では例えば子どもが転んだ、のどが渇いた、トイレを借りたい、そんな用事で薬局へ飛び込んでくることも多く、それを拒むことはありません。当薬局は小中学校の通学路に面しており、困った時のサポートなども含めて子供の成長を見守っています。普段から学校薬剤師として薬の大切さを知らせ、地域の保健所や警察署などとも連携して薬物乱用防止教育も行っているため、気兼ねなく相談してくれる関係性を構築しているのです。

キャリア教育の一環としても継続的に小学校から講和の依頼があり、薬剤師の職能について認知してもらい、コロナ禍にあっては手洗い・うがいの講習も行いました。運動会やイベントなどにも顔を出しているうちに、「あのおじさんだ」と地域の顔になったわけです。

さらに10年前からお笑い芸人を招いた健康ライブなどイベントの企画・実施を継続。これにより多様な年代から健康意識が高まるの声が集まるとともに、私自身もいろいろな地域の活動に声がかかる、薬の相談だけでなく公衆衛生の相談があるなど波及効果は大きく、これまでにない幅広い活動を数々展開しています。社員はもちろん研修生などもこうした活動に共に参加し、見聞を広めています。

 

社長が語る、会社の魅力3

 

タバコの専門家としても活動実績が豊富。
自分の専門を持つことを奨励、学会活動もバックアップ

これからの薬局は調剤・投薬・在宅などの基本業務に加え、薬剤師一人ひとりが自分の専門をもって幅を広げてこそサバイバルできるでしょう。私は、タバコは百害あって一利なしという考えのもと、タバコの専門家の地位も築いてきました。例えば、最近は紙巻きタバコの有害性は知られる一方、加熱式タバコは有害性が少ないなど間違った情報が発信されており、これらの情報を正しく伝えることに力を入れています。私はグローバルブリッジジャパンの助成金を受け、禁煙学会薬剤師委員会の副委員長として、年に数回の講演会を企画・講演しているほか、プライマリーケア学会のタバコワーキンググループとしても活動中。世界禁煙デーには、近隣市町村にて病院などとコラボして禁煙運動推進活動も行っています。社員はこれらに参加することも可能です(強制はしていません)。

今後は高齢化が進行する中で糖尿病・高血圧・脂質異常症の生活習慣病や運動不足などが死亡リスクを高める、といった情報をしっかり発信することが求められてきます。若手社員にはガンや糖尿病、腎臓病、ぜんそくなどの専門性を持つことを奨励しており、今後多くの学会参加や論文作成・発表などは当社から資金面でもサポートしたいと考えています。

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